TOPページ > 社長メッセージ
”安全性”という食の基本を追求し続け、
今後も信頼性の高い製品を提供していきます。
代表取締役社長
田丸 亮一
- コーキン化学が設立された経緯について
- 当社の誕生は、1952年(昭和27年)にさかのぼります。創業者である故・田丸外五郎が、「抗生物質の投与が畜産動物の成長を促進する」という学術論文に触発され、わが国の畜産飼料への抗生物質製剤の導入を開始したのが設立の第一歩となりました。以来、畜水産業、配合飼料産業の発展とともに、一貫して畜産用・養魚用の飼料添加物及びその混合製品、動物用医薬品の製造・販売に専念してまいりました。
- 経営者として重視していること
- 当社の主要事業であるプレミックスや天然物由来製品及び動物用医薬品に使用する原料の多くは海外から調達していますが、新たに原料を仕入れる際には必ず現地へ出向き、生産状況等を詳しく調査したうえで納得のいくものだけを採用することにしており、製品づくりにおいては、原料はもとより、中間製品、最終製品の各段階で厳しく品質をチェックするなど、製造管理・品質管理の徹底に努めております。「質のよい製品をお客様に迅速にお届けする」という当たり前のことを、継続して確実に実践することが、社業の安定と発展、さらには安全な畜水産物の安定供給を通じて社会的な使命の遂行につながると信じております。
- これからのコーキン化学について
- 時代の流れとともに、現代は食の多様化・高度化が進み、また消費者の食の安全性や品質に対する関心はかつてないほど高まっています。それとともに人々の天然物志向は必然的な流れであり、この時流を受けて当社では天然物由来製品の畜水産動物への利用にいち早く取組み、研究・開発に注力してまいりました。これからも出来るだけ多くの有用な新製品を提供できるよう総力をあげて取り組んでまいります。
また、今後の日本の農業・畜水産業は、TPPやEPAの発効などにより、輸入品の影響を受けることも懸念されていますが、一方で健康志向を背景とした日本食ブーム等により、日本の食材の輸出拡大につながることも期待されます。
当社は、フードチェーンの一端を担う企業として、高付加価値のある日本の畜水産物の生産に少しでも寄与できるよう、時代が求める製品を丁寧に迅速にお客様に供給することに全力を尽くす所存です。そして、日本の畜水産業界において存在価値の高い企業としてさらなる発展をめざし、今後ともたゆまぬ努力を続けて参ります。
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